12月の初旬大学での実験中、日本人としておせち料理は食べておきたいなぁと思った。
忙しいと別のことを考えてしまう。おせちを食べると、一年間なんか良い事がありそう!

就職したら京都在住はないと思う。おそらく京都で迎える最後の正月。
そこで、京都できちんとしたおせちが食べたい。そう思って近所の仕出し寿司屋さんに
おせちを頼んでおいた。

頼んだのは大学の先生とOBに教えてもらって、数回お邪魔したので信頼できるお店。
インターネットでのおせちも話題には上がっている。しかし、近所で頼んだほうが安心感
があるし、人間味もある。

僕は初めて頼んだのだけど、ほかのお客さんはみんな常連さんばかりらしい。
宅配はなしで、大晦日にみんな店に出向いて取りに行く。それと各々の御重を
持参する。一人暮らしの僕は御重なんて持っていないから少し無理を言って
簡易容器を用意してもらった。

一人暮らしなので、1人前を頼んでおいた。しかし行ってみると「スカスカなのもあれなんで、
なんかいっぱい詰めちゃった~」とお店のご主人。僕が小食だからかもしれないけど、
毎食食べても正月の1日、2日の分はあった。学生だからサービスかな。
とは言っても学生には結構な贅沢。しかし、お金出しても買ってよかったという満足感があった。

さて、肝心の写真である。写真がまだまだ上達しないので、ご主人には悪いなあと思いながらも・・・

 

受け取った御重。無理言って頼んだ簡易包装。普通は重箱を持ち込み。

 

2段重。味が移る料理?は別に包装してある。

 

もっとズームして写真を撮っておけばよかったのだが、手前の黄色いのはサツマイモを蜂蜜で甘く煮たもので、
七福神の恵比寿さまが打出の小槌を持っている。

 

2枚目。美味しかった。そういえば、黒豆をふっくら煮るのが関西風なんだなあ。関東では黒豆は固く煮るもの。
個人的には関西風の方が好き。

 

上の画像では隠れているが、里芋の「辰」もいる。人参のヒゲを生やしている。もはや芸術作品。
ネットショッピングの量産品ではこうはいくまい。

 

インターネットのおせちも便利だが、近所の料理屋さんにおせちを頼んでみるのもいいね。